ファルーク・アーミル大使、ヤマハ発動機代表取締役社長と面談

パキスタン大使館 東京

報道部

 

 

              東京(2013年7月26日)- ファルーク・アーミル大使は、大使館の経済・商務担当官と共に、静岡県に本社を構えるヤマハ発動機株式会社を訪問し柳弘之代表取締役社長、その他役員の方々と面談しました。

              ヤマハは、カラチにあるカシム港経済区に出資しており、2015年より生産開始を予定しています。相互に関心のある様々な事柄を話し合いながら、パキスタンで前政権から新政権へと民主的に政権移行が行われた事に関し、社長は謝辞を表明しました。新首相はビジネスセクターの出身であり、ビジネスに友好的な政策をとっています。より多くの投資をパキスタンに呼び込むためには良い契機となるでしょう、と社長は述べ、日本とパキスタンは良き友人であり、開発のパートナーであるとも述べました。

 

              大使からは、パキスタンは2億人近くの人口を有する市場である事、また若年労働力が多く、彼らは、品質水準が高いため日本製品を好む事、との説明がありました。また両国は、他者に尊敬と威厳をもって接するというアジアの文化を共有している事にも言及しました。大使は同社に、国内市場だけではなく、パキスタン産製品を、近隣の中央アジア、中東、アフリカ諸国へ輸出する計画を促しました。さらに大使は、パキスタン人のエンジニア、技術スタッフが同社で訓練を受けたり、インターンシップに参加できるよう、要請しました。