大使、海外産業人材育成協会理事長と面談

パキスタン大使館 東京

報道部

プレスリリース

                  東京(2013年7月9日)- ファルーク・アーミル大使は、大使館の経済、商務各担当官のタラット・イムティアズ、シェザード・アハメド・カーンと共に、一般財団法人海外産業人材育成協会(HIDA) の金子和夫理事長と面談しました。HIDAは1959年の設立以来60年余りにもわたり、訓練プログラムを通じパキスタンの経済成長を支援してきました。理事長は、理事会を始め、HIDA総合研究所の事務局長、国際戦略グループの主任研究員といった方々と共に業務に取り組んでいます。

              大使はHIDAのパキスタンでの訓練プログラムを称賛し、HIDAで訓練を受けた人達が、パキスタンでの経済発展に重要な役割を果たしている事を歓迎しました。また、近年数が減っているパキスタン人への訓練プログラムを増やすよう、理事長に要請しました。大使は、それによってもたらされる恩恵が重大である事、またHIDAは中小企業、エネルギーやインフラ開発といった重要なセクターに焦点をあてるよう、強調しました。さらに大使からは、パキスタンの国民は民主主義を選んだ事、だからこそ旧政権から新政権へと、民主的に移行が平和裡に行われた旨の説明がありました。これは民主的安定への第一歩であり、経済発展、特にビジネスへの信頼感という意味では良い証です。パキスタンは、巨大な国内、地域市場を抱え、理想的な位置に存在しています。パキスタンの若者たちのエネルギー、熱心さ、企業家精神を利用する事において、人的資源開発は重要であると大使は述べました。

              HIDAの理事長からは、2013年10月にパキスタン・ジャパンビジネスフォーラム(PJBF)との協力のもとパキスタンからの24名の訓練生も対象に、経営管理訓練プログラムを開催する旨の説明がありました。