大使、専修大学で講演

 

パキスタン大使館 東京

報道部

プレスリリース

 

                  東京(2013年7月4日)- ファルーク・アーミル大使は、専修大学の学生に講演を行い、パキスタンの歴史、文化、政治、経済、日本との関係について説明しました。

              大使は、長期に渡るビジネスにおける絆を強調しました。1925年、東京銀行(当時)はカラチに支店を開設し、1953年、パキスタンの独立後に再開設しました。1951年のサンフランシスコ講和会議に、パキスタンは南アジアの国としては唯一参加し、日本は尊敬と威厳をもって扱われるべきだと主張しました。大使はまた、パキスタンの発展のために、また特に自然災害に見舞われた際に、日本の政府から支援が提供された事に関し、パキスタンの政府、国民は深く感謝していると述べました。日本からの支援は無条件のものであり、人間の尊厳を鑑み、相互理解に基づいて行われているので、パキスタンでは日本は賞賛されています。コハットにあるパキスタン・日本フレンドシップトンネルを含む、パキスタンの基礎的インフラ、また貿易促進の為に、JICAとJETROが果たしてきた役割を称賛しました。

              大使はさらに、1950年以来、パキスタンが積極的に国連平和維持活動での役割を果たしてきた事を強調しました。責任ある国際社会の一員として、パキスタンは女性、男性共に、軍人、警察官を国連平和維持活動員として、世界でも最も困難な場所に派遣してきました。命を落とした人も数多くいます。講演のあとは、質疑応答が活発に行われました。