ファルーク・アーミル大使、石黒憲彦経済産業審議官と会談

      2013年8月7日‐ ファルーク・アーミル大使は経済産業省の石黒憲彦経済産業審議官と会談を行いました。日本とパキスタン間の貿易、投資、開発、交通システム、文化、政治関係等、相互に利益のある議題について話し合いをし、審議官からは、二国間の経済関係の向上に対し謝意が表されました。また、昨年 Expo Pakistan(エキスポ・パキスタン)を訪問したビジネス派遣団のフォローアップとして、今後さらなるパキスタンへの投資について、前向きな意見が表明されました。2014年3月には、パキスタン・日本官民対話が予定されています。審議官は、対話で話し合われる議題準備に向けて、経済産業省と大使館のより一層緊密な連携を要望しました。

 

              大使は、過去何十年にもわたり、パキスタンでのインフラ整備のために日本政府から向けられた援助、支援に対し、感謝を表明しました。さらに、日本からの援助、支援は無条件のものであり、尊敬と威厳を伴ったものである事にも謝意を表しました。パキスタンでの2005年大地震、また2010年洪水の際に日本から提供された支援は、決して忘れられるものではありません。さらに大使からは、パキスタンでの今後のインフラプロジェクト、特にカラチをビジネスの中心としてより一層活気づける事になるであろう、カラチ環状鉄道プロジェクト(KCR)、への日本からの支援を歓迎する旨の発言がありました。