2014年3月24日 パキスタンデーリセプション

 3月23日大使館にてナショナルデーを祝う行事が催された後、翌日の月曜日には都内のホテルにて、パキスタンデーリセプションが開催されました。国会議員、外交官、主要企業、報道機関の方々を含め、多数の皆様に御参列頂きました。リセプションは、コーランの朗読から始まり、パキスタンと日本の国家が斉唱されました。

  ファルーク・アーミル大使は来賓の方々を歓迎し、パキスタンは民主的闘争を経て誕生した事を強調しました。民主主義は建国の父の心に強く刻まれており、パキスタンが前政権から新政権へと民主裡に移行を果たしたのは、民主主義への尽きぬ決意が中心にあったからである事を述べました。大使はさらに、二国間の歴史、政治、貿易、経済関係について言及しました。また、社会・インフラプロジェクト遂行の際に、日本の政府、国民から提供された無条件の支援と、特に自然災害に見舞われた際の援助に対し、感謝を表明しました。半年ほど前に、パキスタンのナワズ・シャリフ首相と日本の安倍首相がニューヨークで会談し、両国関係の一層の強化を再確認した事も述べました。

  日本パキスタン友好議員連盟の衛藤征士郎会長は、主賓として参列し、パキスタンでの民主制度がより一層強化されている事を歓迎し、将来の両国関係に良い布石となる事、またパキスタンに平和、繁栄、発展がもたらされるだろうと希望を述べました。

  壇上には総理大臣夫人の支援も受けている日本のNGOプロジェクトの為に製作されたパキスタンの子供たちによる絵画が掲げられ、参列者の賞賛を得ました。大使は、子供たちは明日への希望であり、この絵画を通じパキスタンの子供たちは日本の、そして世界中の子供たちとの橋を架けるだろうと述べました。