ロータリークラブ視察団、大使と懇談

       茅ヶ崎中央ロータリークラブプロジェクトの堀川正夫実行委員長をはじめとした、茅ヶ崎中央ロータリーのパキスタン視察団の方々が大使との懇談のために来館されました。パキスタンのロータリークラブとの親睦、また日本のロータリークラブが何を貢献できるか、特にポリオ撲滅に向けた対策を探るため、イスラマバード、カラチ、タッタを訪問予定です。パキスタンでは、NRSP (国家農村支援計画)本部、保健省、国連機関を訪問予定で、シンド州タッタ近くの農村で実際に行われているポリオ撲滅活動の現場を視察する予定です。同ロータリークラブは、2010年2011年とパキスタンを襲った洪水被害者への支援の為、タッタ近くに「ロータリー・ヴィレッジ」を建設する予定です。また、パキスタンでヘルスワーカーを育て訓練する為、将来ヘルススクールを建設する事にも興味を示されました。視察団の方々の御来館には外務省職員も同席し、また日本の政治家も今回の訪問を支援しています。

       大使は、視察団のパキスタン訪問、そして衛生部門における困難に対処する試みを歓迎しました。さらに、日本の皆さんは常にパキスタンへ大変寛容な支援を差し伸べ、特に開発、人道的援助では多大なる支援を提供して頂いている事に感謝を表しました。視察団の今回のパキスタン訪問が実りある生産的なものであるよう、大使館は全面的に協力を惜しまない事を確認しました。