プレスリリース - ファルーク・アーミル駐日パキスタン大使は、読売新聞東京本社を訪問し

パキスタン大使館 東京
報道部
プレスリリース


東京(2013年3月20日)- ファルーク・アーミル駐日パキスタン大使は、読売新聞東京本社を訪問し、坂元隆編集局次長、岡本道郎編集局国際部長、丸山修編集局国際部記者、尾崎瑠衣編集局渉外課スタッフと面談しました。

大使は、パキスタンと日本との間には、長期に渡り緊密な友好関係が築かれている事、そしてパキスタンを自然災害が襲った時には、日本から無条件の支援を提供して頂いた事から、パキスタン国民は日本政府、日本国民を真に賞賛している旨の説明がありました。

大使はさらに、パキスタンのガンダーラと奈良文化のつながり、数ヵ月後に行われるパキスタン総選挙、現政権の民主主義プロセスの達成、パキスタンにおける報道機関の積極的な役割、日本とパキスタンの商業・貿易関係と女性のエンパワーメントについて言及致しました。パキスタンは、カシム港に近い場所に日本向けの輸出促進地域(Export Processing zone)を作り、そこへ投資するように、日本側を招聘済であるとの説明もありました。

グワダル港についての読売新聞側からの質問について、大使は憶測を否定し、グワダル港は完全に商業港であると説明しました。さらに大使は、最近の日本の海上自衛隊幕僚長のパキスタンへの訪問を挙げ、海賊対策を含めた、パキスタン海軍と日本の海上自衛隊間の協力について議論が行われた事を説明しました。

坂元隆編集局次長は、東日本大地震の際にはパキスタンから支援が行われた事を挙げ、感謝の言葉がありました。さらにまた、変わりゆく地政学的状況の中で、地域の安定のためにパキスタンの果たす役割はますます重要になっていく、と述べ、大使の読売新聞東京本社への訪問について感謝の言葉がありました。