プレスリリース - 朝日新聞社

パキスタン大使館 東京
報道部
プレスリリース


東京(2013年3月12日)- 本日ファルーク・アーミル駐日パキスタン大使は、日本の主要紙、朝日新聞社の木村伊量代表取締役社長と面談し、双方の関心事項について意見交換をしました。大使からは、パキスタンの民主化プロセスについての言及があり、現パキスタン政権は、パキスタン史上初めて、5年という任期を全うする民主政権であること、そして次期選挙後に発足する民主政権へと受け継がれていく事の説明がありました。

大使からはさらに、現在日本の企業がパキスタンで確立している、ブランドへの高い認識率と、顧客間の高い信頼性を今後も維持する為に、次世代に向かって引き続き、より一層の投資をしていく必要がある事が述べられました。

木村代表取締役社長からは、負傷した少女マララ・ユサフザイさんに対する質問がありました。大使は、マララさんは勇敢な若い少女であり、少女や女性への教育を望む声、勇気の象徴であり、また他国と同じように、パキスタンの子供たちは、国の将来を形作る存在だと述べました。

大使はまた、パキスタンの発展のために、日本から提供された無条件の援助、支援に対し、感謝の言葉を表明しました。こういった支援は、同じアジアの価値観をもった日本が、パキスタンに尊敬、敬意を持って向き合ってきた事の証でもあります。パキスタンのインフラプロジェクトへの日本の支援は多大なものであり、またパキスタンが自然災害に遭遇した折に提供された日本からの支援を、パキスタン国民は深く感謝しています。