プレスリリース - シンド州マンゴー生産業者派遣団

パキスタン大使館 東京
報道部
プレスリリース


 東京(2013年3月29日)- ファルーク・アーミル大使は、訪日したシンド州マンゴー生産業者派遣団、日本の輸入業者を前に、パキスタン産のマンゴーはその独特の香り、甘さ、美味から日本の市場、消費者を惹きつけるだろうと述べました。日本の規格を満たしたパキスタン産マンゴーが、今年は日本の市場に並ぶ事を期待しています。大使は、パキスタンは大変高品質の果物・野菜を生産しており、味覚の点で世界でも一番のものを生産している、と述べました。日本の農産物市場は極めて大きいにもかかわらず、パキスタン産の農産物は、まだまだ日本市場には浸透していません。パキスタンの輸出業者が、今後世界市場で輸出を増加し維持していく為の方策を見つけ、絶え間ない努力をしていく必要がある、と述べました。また日本を含めた世界市場で今後農産物を売り出していく為には、3つのP (perseverance, packaging and presentation : 忍耐、包装、売り込み方)が重要である事も述べました。パキスタンからの派遣団には、包装に関し日本の基準に合ったものを提供するように促しました。また大使は、マンゴー、その他果物・野菜を日本市場に展開する際には、大使館はパキスタンの業者、日本の輸入業者に対し、惜しみない協力、援助を提供する事を確認しました。

大使の発言に先立ち、派遣団を代表してマフムード氏より、パキスタン産マンゴーの品質、また世界市場、特に日本市場における輸出の可能性について説明がありました。パキスタン産マンゴーの輸出は、中東、ヨーロッパでは成功しています。日本市場でも受け入れられる事を望んでいます。

同日初めには、派遣団は、農林水産省、成田空港検疫所の関係者と面談しました。さらに、農場や東京都中央卸売市場大田市場も訪問しました。この後派遣団は、関西地方の農場や果樹園も訪問する予定です。