パキスタン・イスラム共和国大統領 マムヌーン・フセイン氏からのメッセージ (2014年11月20日 世界こどもの日)

パキスタン・イスラム共和国大統領

マムヌーン・フセイン氏からのメッセージ

(2014年11月20日 世界こどもの日)

本日、国際連合子どもの権利条約が採択されて25年となります。パキスタンも国際社会と共に、喜ばしくこの日を祝します。「世界こどもの日」でもある本日、パキスタンは子どもの権利を守る事を最優先とする事に、確固として取り組んで参ります。

国際連合の子どもの権利条約採択以来、より良い生活、教育、衛生、子どもの保護を確保する為、政府は具体的な方策を取ってきました。

子どもを暴力、あらゆる種の搾取から保護する事は、イスラムの教え、またパキスタン・イスラム共和国憲法で記されています。イスラムでは私達に、子どもを保護し、教育して、公平で同等な処遇を与えるよう、申しつけています。同様にパキスタン・イスラム共和国憲法でも、国家が子どもの保護の為の特別条項を規定するよう定めています。第18回憲法改正の際、第25-A条を追補する事によって、教育を受ける権利は、基本的権利として宣言されました。第37条(e)では、国家は「公正で人間的な労働環境を確保し、子どもや女性がそれぞれの年齢、性に不適切な職業に雇用されない事を守る条項を作ること」を規定しています。